大会長挨拶MESSAGE
  • 松江総合医療専門学校

大会長あいさつ

大会長からのごあいさつです。

この度、リハビリテーション・ケア合同研究大会を平成30年10月3日(水)、4日(木)の2日間、鳥取県米子市の米子コンベンションセンター、米子市文化ホールを会場として開催させていただくことになりました。1997年から開催されているこの研究大会が初めて山陰の地で行われることになります。

今回の大会のテーマは「互恵互助」としました。「互恵」とは互いに相手に恩恵を与え合うことを意味します。自分の利益ばかりを優先せず、お互いが相手のことを考え、相手に恩恵のあることを目指すことが最終的に全体の幸福をさらに増やしていくことにつながるのです。地域リハビリテーションは「障害のある子供や成人・高齢者とその家族が、住み慣れたところで、一生安全に、その人らしくいきいきとした生活ができるよう、保健 ・医療・福祉・介護及び地域住民を含め生活にかかわるあらゆる人々や機関・組織がリハビリテーションの立場から協力し合って行なう活動のすべてを言う」と定義されています。現在国が強力に推進している地域包括ケアシステムが目指す「重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らし い暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるシステムの構築」は、まさにこの地域リハビリテーションの考え方と同じ方向を向いています。このシステムがうまく機能するためにもこの「互恵」、お互いに恩恵を与え合う関係が重要となります。

そして国の財政が厳しさを増し、医療・福祉を全て公的に賄うことは困難となる中、地域包括ケアシステムが成立するためには、公的支援によらない「互助」によるサポートがより一層大切になっていくのではないでしょうか。

角田 賢
リハビリテーション・ケア合同研究大会 米子2018 大会長
社会福祉法人こうほうえん
錦海リハビリテーション病院 病院長

今、日本では少子高齢化が急速に進行しています。ただ、この少子高齢化は日本全体が同じ速度で進行しているわけではありません。鳥取県は47都道府県の中で最も人口の少ない県であり、すでに急速な人口減少が進んでいます。その上、近い将来高齢者さえも減少する状況に全国でも先頭を切って突入する(地域によってはすでに突入している)県でもあります。

旧暦10月、全国の神様はお隣の島根県、出雲の国で「神議り」を行い、人生諸般の事についてご相談なさります。一足先に鳥取の地に集い、これからのリハビリテーション・ケアにして語り合いませんか。山陰の秋の味覚とともにお待ちしております。

  • 株式会社はらぶん 鳥取県米子市旗ヶ崎2210